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ダイエットするなら体重にこだわらない

こんにちは。パーソナルジムのトータルケアラボラトリーです。

ダイエットをしている方は体重をきにしている方が多いと思います。

毎日何かを指標に記録を確認することは効果的です。

しかし、ダイエット時に確認すべき指標は本当に体重で大丈夫でしょうか。

実は、ダイエット時は確認すべき指標が体重ではないと言われています。

体重以外にも、指標とすべき項目があります。

今日はダイエット時に指標にしたい体重以外の項目について解説してみたいと思います。

是非参考にしてみてくださいね。

トータルケアラボラトリーでは皆様の身体やダイエット、スポーツに役立つ情報を健康管理士であり、運動指導士でもある鳥飼が配信しています。

是非、過去の記事も参考にしてください。

目次

1章. ダイエットは体重を参考にするべきか

2章. 体重の減少は筋肉の減少だった

3章. ダイエットで体重だけをチェックすると危険

4章. 体重は増えたのに、身体は細くなった

5章. 健康的なダイエットでは、体重は月に何キロまで落とすべきか?

6章. 体重と体脂肪の両方をチェックする

7章. 内臓脂肪のの落とし方

8章.皮下脂肪の落とし方

9章.体重に左右されない

10章.ささみとブロッコリーなどのザ・ダイエット食は不健康

11章.まとめ

1章. ダイエットは体重を参考にするべきか

体重だけを参考にするのは適切ではありません。 痩せるためには、体重だけでなく、身体組成や筋肉量、脂肪量なども考慮する必要があります。例えば、同じ体重でも筋肉量が多い人と少ない人では見た目や健康状態が異なります。また、食事内容や運動習慣も痩せる上で重要な要素です。過度なダイエットや無理な運動は健康を害する可能性があるため、バランスの取れた方法で痩せることが大切です。

(過去の記事:脂肪が燃える仕組みとダイエットのための食事)

総合的に見て、BMI(Body Mass Index)や体脂肪率を参考にすることが一般的です。BMIは身長と体重から算出される値で、肥満度合いを示す指標として使われます。ただし、筋肉量が多い人はBMIが高くなり、肥満と判定される場合があるため、単独で見るのは注意が必要です。一方、体脂肪率は全体の体重のうち脂肪の割合を示す指標で、健康的な範囲内であれば、痩せていると判断されます。

痩せるためには、食事や運動の改善が必要です。食事に関しては、カロリー制限だけでなく、栄養バランスも考慮した食事が大切です。また、運動に関しては、有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせることが効果的です。ただし、無理な運動や極端な食事制限は健康を害する可能性があるため、バランスの取れた方法で痩せることが大切です。

2章. 体重の減少は筋肉の減少だった

ダイエットしている時に筋肉が落ちることはあります。これは、カロリー摂取量を減らし、運動を制限することによって、体重を減らすために必要なエネルギーが不足するためです。体内のタンパク質がエネルギー源として使用されるため、筋肉が減少する可能性があります。

ただし、適切な栄養摂取と運動を組み合わせることで、筋肉の減少を最小限に抑えることができます。たんぱく質を豊富に含む食品やサプリメントを摂取し、重量トレーニングなどの筋力トレーニングを行うことが重要です。(過去の記事:何故みんなパーソナルトレーニングで筋肉をつけるのか)

また、急激な減量や長期間の飢餓状態は、筋肉の分解を促進する可能性があるため、健康的な方法でダイエットすることが重要です。

3章. ダイエットで体重だけをチェックすると危険

ダイエットする際に、体重だけを指標にすることは危険です。これは、体重が減っているからと言って、健康的なダイエットをしているわけではないためです。体重は、水分量や筋肉量の変化によっても大きく左右されます。例えば、水分を多く摂取したり、トレーニングをして筋肉量が増えた場合には、体重が増加することがあります。逆に、食事制限を行った場合には、体重が減少することがありますが、これは脂肪だけでなく筋肉も失われている可能性があります。

代替手段として解説します。ダイエットの進捗を正確に把握するためには、体重以外の指標も併用する必要があります。例えば、BMI(Body Mass Index)や体脂肪率などを測定することで、脂肪の割合や筋肉量の変化を把握することができます。また、ウエスト周りのサイズや血圧・血糖値なども健康状態の指標として参考になります。

まとめるとダイエットをする際には、体重だけを指標にすることは危険であるため、代替手段としてBMIや体脂肪率、ウエスト周りのサイズ、血圧・血糖値などを併用し、健康的なダイエットを行うように心がけましょう。

4章. 体重は増えたのに、身体は細くなった

あなたがパーソナルジムに通っている間に、体重が増加したのは筋肉の質量の増加によるものかもしれません。筋肉は脂肪よりも密度が高く、同じ重さでも体積が小さくなります。つまり、筋肉を増やすと身体が細くなり、体重が増えることがあります。また、食事療法やサプリメントを組み合わせている場合は、筋肉の成長を促進し、脂肪の蓄積を減らすことができます。

しかし、体重が増えた理由は単に筋肉量の増加だけではないかもしれません。食生活や運動プログラムに問題がある場合、脂肪の蓄積が原因である可能性があります。例えば、高カロリーで栄養価の低い食品を食べたり、適切な回数や強度でトレーニングを行っていなかったりすると、脂肪が蓄積されてしまいます。

そのため、パーソナルジムに通っている場合は、トレーナーと相談しながら適切な食事療法と運動プログラムを作成し、健康的な体重増加を目指すことが重要です。

(過去の記事:ダイエットで体重は気にしない理由)

5章. 健康的なダイエットでは、体重は月に何キロまで落とすべきか?

健康的なダイエットでは、1か月に0.5kgから1kgの減量が理想的です。これは、1週間あたり0.25kgから0.5kgの減量に相当します。急激な減量は、栄養不足や代謝の低下など、健康上の問題を引き起こす可能性があります。また、急激な減量はリバウンドのリスクが高くなります。

健康的なダイエットには、適切な栄養素を摂取することが重要です。バランスの取れた食事を心がけ、適度な運動を行うことで、健康的に体重を減らすことができます。

6章. 体重と体脂肪の両方をチェックする

健康的なダイエットを行う場合、体重と体脂肪量の両方をチェックすることが重要です。体重は、食事や運動の影響を受けやすい指標であり、ダイエットの成果を把握するためには重要な要素です。しかし、体重だけを見ていると、筋肉量の減少や水分の減少なども考慮されないため、正確な評価ができません。一方、体脂肪量は、健康状態をより正確に反映する指標であり、特に肥満やメタボリックシンドロームの予防・改善には欠かせません。適切な体脂肪率は年齢や性別によって異なりますが、男性で20〜25%、女性で25〜30%程度が目安とされています。

7章. 内臓脂肪のの落とし方

内臓脂肪を落とすには、運動や食事の改善が必要です。内臓脂肪は、腹部周りに蓄積される脂肪であり、健康上のリスクを引き起こすことがあります。運動には、有酸素運動や筋力トレーニングが含まれます。有酸素運動は、心拍数を上げることで脂肪を燃焼させる効果があります。

(過去の記事:有酸素トレーニングでミトコンドリアを鍛えると痩せやすくなる)

筋力トレーニングは、筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで内臓脂肪の減少につながります。また、食事面では、野菜や果物、全粒穀物などの食品を積極的に摂取することが重要です。これらの食品には、食物繊維や栄養素が豊富に含まれており、内臓脂肪の減少に役立ちます。また、加工食品や糖分の多い飲料などは控えめにすることも大切です。

8章.皮下脂肪の落とし方

皮下脂肪の落とし方は内臓脂肪の落とし方は異なります。皮下脂肪は、体の表面にある脂肪であり、内臓脂肪は、内臓の周りにある脂肪です。したがって、これら2つの脂肪を減らすために必要な方法も異なります。

皮下脂肪を減らすためには、カロリー制限や有酸素運動が効果的です。カロリー制限は、食事から摂取するカロリー量を減らすことで、体内のエネルギー不足を引き起こし、脂肪が燃焼されるようになります。有酸素運動は、心拍数を上げて長時間運動することで、体内の脂肪を燃焼させることができます。

一方、内臓脂肪を減らすためには、食事改善や筋力トレーニングが効果的です。食事改善では、食品の種類や量を調整することで内臓脂肪が増えないようにします。また、筋力トレーニングは筋肉を増やすことで、基礎代謝を上げ、内臓脂肪を減らすことができます。

以上のように、皮下脂肪と内臓脂肪を減らすためには、それぞれ異なる方法が必要です。

9章.体重に左右されない

ダイエットを行う際、体重に一喜一憂することは避けた方が良いです。なぜなら、体重は日々変動するため、短期的な変化に左右されやすく、正確な進捗を測ることができません。また、食事制限や運動によって筋肉量が増加し、脂肪量が減少している場合もあります。この場合、体重そのものは変わらなくても、身体の状態は改善されている可能性があります。そのため、ダイエットの進捗を正確に把握するためには、体重だけでなく、体脂肪率やウエスト周りのサイズなども測定することが大切です。

さらに、体重にこだわりすぎるとストレスを感じやすくなります。ストレスはホルモンバランスを崩し、食欲を増進させるため、逆効果になることもあります。ダイエットは長期的な目標を持って取り組むことが大切です。毎日の体重の変化に左右されず、自分なりの目標を持って取り組むことが、継続する秘訣となります。

10章.ささみとブロッコリーなどのザ・ダイエット食は不健康

極端な食事をすることは、健康に様々なリスクをもたらす可能性があります。ささみとブロッコリーなどの低カロリーで低脂肪な食品を摂取することは、体重を減らすために一時的に効果的であるかもしれませんが、長期的には健康に悪影響を与える可能性があります。

まず、極端な食事は栄養バランスを崩す可能性があります。特定の食品に偏っている場合、必要な栄養素を摂取することができず、栄養不足に陥る可能性があります。たとえば、ささみはタンパク質が豊富ですが、ビタミンやミネラルはほとんど含まれていません。また、ブロッコリーはビタミンCや食物繊維が豊富ですが、カルシウムや鉄分はほとんど含まれていません。これらの栄養素不足は、免疫力の低下や貧血などの健康問題を引き起こす可能性があります。

さらに、極端な食事は代謝を低下させる可能性があります。低カロリーの食品を摂取することで、体はエネルギー不足に陥ります。これにより、代謝が低下し、体脂肪を燃焼する速度が遅くなります。また、極端な食事はストレスを引き起こす可能性があります。ストレスは体重増加や免疫力の低下などの健康問題を引き起こすことが知られています。

最後に、極端な食事は食欲を増進させる可能性があります。低カロリーの食品を摂取することで、体はエネルギー不足に陥ります。これにより、脳は飢餓感を感じ、食欲が増進します。また、極端な食事は栄養不足を引き起こすため、過剰な食欲を引き起こす可能性もあります。

以上のように、極端な食事は健康に様々なリスクをもたらす可能性があります。健康的な体重減少のためには、バランスの良い食事と運動が重要です。

(過去の記事:忙しくてもダイエットが成功するためのコツ)

11章.まとめ

体重だけをダイエットの指標にするとよくないことがご理解いただけたと思います。

是非体脂肪率やBMIなどを参考にして、体脂肪や筋肉の量の変化に注目していただけたらと思います。