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「有酸素トレーニング」で脂肪を燃やす方法

みなさんこんにちは。

『トータルケアラボラトリー』健康管理士の鳥飼です。

また、Youtubeもやっていますので是非ご覧ください。

今回は、有酸素運動について記事を書きたいと思います。

1章.有酸素運動(=酸素運動)

まず、有酸素運動(=酸素運動)について知りましょう。

酸素運動とは、有酸素呼吸を必要とする運動のことで、長時間続けることで心肺機能の向上や脂肪燃焼効果が得られるとされています。具体的には、ジョギング、水泳、サイクリング、ウォーキングなどの運動が該当します。

【1】酸素運動の効果

酸素運動には、以下のような効果があります。

① 心肺機能の向上

酸素運動は、心臓や肺の機能を改善する効果があります。運動によって心臓は強くなり、血液の循環が良くなります。また、肺の機能も改善され、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出がスムーズになります。

② 脂肪燃焼効果

酸素運動は、脂肪燃焼効果が高い運動としても知られています。運動によって筋肉量が増え、基礎代謝が上がります。また、有酸素運動は脂肪を燃焼しやすい体質に改善する効果があります。

③ ストレス解消効果

酸素運動は、ストレス解消効果もあります。運動によって身体を動かすことで、ストレスホルモンの分泌が抑えられ、リラックス効果が得られます。

【2】酸素運動の実践方法

酸素運動を実践するには、以下のような方法があります。

① 運動時間を設定する。

酸素運動は、長時間続けることが大切です。
初めは10分程度から始め、徐々に時間を延ばしていきましょう。

② 適度な強度で行う。

酸素運動は、適度な強度で行うことが大切です。
自分の体力に合わせて、無理のない強度で行い、長時間かつ低強度の運動を指します。
有酸素運動をすると、呼吸と心拍数が上がり、体内で酸素が消費されます。この過程で、脂肪酸が燃焼し、エネルギーを生み出す代謝経路である「有酸素代謝」が働きます。

有酸素代謝では、脂肪酸が細胞内のミトコンドリアと呼ばれる小器官で酸素と反応し、三酸化炭素と水に変換されます。この過程で、エネルギーが放出されます。このエネルギーは、筋肉の収縮体温調節など、様々な身体機能の維持に利用されます。

有酸素運動によって、脂肪酸が効率的に燃焼されるため脂肪が減少することが期待できます。

ただし、脂肪燃焼には時間がかかるため、短時間の運動では効果は限定的です。

また、有酸素運動だけでは筋肉量が減少することがありますので、適度な筋力トレーニングを合わせて行うことが大切です。

2章.HIITトレーニングで体脂肪を燃焼する

HIIT(High-Intensity Interval Training)とは、高強度間隔運動と呼ばれるトレーニング方法です。このトレーニング方法は、短時間で効果的な運動効果を得ることができます。

HIITトレーニングは、高強度の運動を短時間(通常は数秒から数分間)行い、その後に低強度の休憩を取ることを繰り返すものです。たとえば、20秒間の全力ダッシュを行い、その後に10秒間の休憩を取り、これを数回繰り返すことができます。通常、HIITトレーニングは8~12分間行われます。

HIITトレーニングの利点には、有酸素運動と同様に心肺機能の向上、代謝の促進、筋力の増加などがあります。また、短時間で行えるため、忙しいスケジュールを持つ人にとっては非常に便利です。

しかし、HIITトレーニングは非常に高強度であるため、身体に適切な準備が必要です。また、怪我をしないように十分なストレッチやウォームアップを行うことが重要です。特に、過去に心臓病やその他の健康問題がある場合は、医師に相談することが必要です。

3章.有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせ

有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせは、健康的な生活やフィットネス目標を達成する上で非常に有益です。両方の種類の運動を組み合わせることで、心肺機能、筋力、持久力、柔軟性などの異なる側面を強化することができます。

有酸素運動は、心臓や呼吸器官を強化するために行われます。

例えば、ランニング、サイクリング、スイミングなどの運動は、心肺機能を向上させ、体脂肪を減らす効果があります。

一方、筋力トレーニングは、筋肉を強化するために行われます。

例えば、ウエイトトレーニング、自重トレーニング、抵抗バンドを使ったトレーニングなどの運動は、筋肉を強化し、骨密度を向上させる効果があります。

両方の種類の運動を組み合わせることで、有酸素運動による心肺機能の向上と、筋力トレーニングによる筋肉の強化を両立することができます。

また、有酸素運動を行うことで、筋肉の酸素供給が増え、筋力トレーニングの効果を高めることもできます。

筋力トレーニングと有酸素運動を組み合わせる場合は、運動の種類や順序、強度、回数、休憩時間などに注意して調整することが重要です。個人の健康状態や目標に合わせたプログラムを立てることが大切です。

4章.筋力トレーニングと有酸素運動の順番

筋力トレーニングと有酸素運動の順番は、個人の目標や健康状態によって異なります。

以下に一般的な2つのパターンを示します。

① 筋力トレーニング後に、有酸素運動を行う。

筋力トレーニングを先に行い、筋肉を疲れさせた後に有酸素運動を行う方法です。

この順番で行うことで、筋肉に負荷をかけてエネルギーを使い果たし、その後有酸素運動を行うことで、脂肪を燃焼しやすい状態になります。

また、筋力トレーニング後に有酸素運動を行うことで、筋肉の修復・成長を促進することができます。

② 有酸素運動後に筋力トレーニングを行う。

有酸素運動を先に行い、心肺機能を向上させた後に筋力トレーニングを行う方法です。

この順番で行うことで、有酸素運動によって体温が上がり、筋肉が温まり、柔軟性が向上し、怪我のリスクが低くなります

また、有酸素運動によって脂肪を燃焼し、エネルギーを得ることができるため筋力トレーニングに集中することができます。

どちらが良いかは、個人の目標や健康状態、時間の制約などによって異なるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。また、筋力トレーニングと有酸素運動を同じ日に行う場合は、適切な休憩時間を取ることも大切です。

5章.有酸素運動と体脂肪率

有酸素運動は、心肺機能を向上させ、体内の脂肪を燃焼することができます。

運動強度が適切であれば、脂肪がエネルギー源として利用され、脂肪率が低下する可能性があります。

ただし、脂肪率は運動だけでなく、食事や生活習慣などにも影響を受けます。

運動によって体重が減少しても、筋肉量が増加する場合もあります。

そのため、脂肪率を低下させるためには、適切な食事や生活習慣の改善も必要です。

また、脂肪率は遺伝的な要因によっても左右されます。同じ運動をしていても、個人差があるため、脂肪率の変化には時間がかかる場合があります。

適度な有酸素運動を継続し、食事や生活習慣の改善を行うことで、健康的な脂肪率を維持することができます。

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