【著者 パーソナルトレーナー・健康管理士・健康管理能力検定1級 鳥飼 祥秋】
トータルケアラボラトリーでダイエットを成功させたお客様の声をご紹介します。
以前は自力でダイエットを試みていた方で、一度は体重を落とすことに成功しても、その後リバウンドを繰り返していました。しかし、トータルケアラボラトリーに相談に来られた際、リバウンドをしないダイエット方法をご提案することができました。
私は血液検査の結果を参考に診たときに、肝臓の治療が必要な病気を疑いました。
食べ過ぎや飲みすぎが原因だと思っていたお客様にとって、この診断は衝撃的でした。
長年苦しんできたリバウンドの原因が、自分の意識外にある病気にあると知ったのです。
そして、治療を開始することで、ついにダイエットを成功することができました。
ダイエットにおいては食べ過ぎや飲みすぎが原因だと思いがちですが、実際には病気が原因である場合もあるということを示しています。
この経験は、私たちが自分の体と向き合う際に、専門家の助言の必要性を示唆しています。
一般的な常識や自己判断だけではなく、専門的なアドバイスを求めることが、健康的なダイエットの成功につながることを改めて思い知らされる出来事でした。
『トータルケアラボラトリー』では、
【健康管理士資格保有者】と【トレーナー資格保有者】があなたの健康、ダイエット、美容についてサポートさせていただきます。
【統合予防医療】と【フィットネス】をコラボさせた『パーソナルトレーニングジム』です。
【健康管理士】であり、【トレーナー】でもある『鳥飼』が情報をブログにて配信しています。
是非、過去の記事も参考にしてください。
お客様の声
私が20歳の時は体重60kgで健康的な体重を保っていました。
でも、35歳になると同時に110kgまで体重が増えました。
その原因は、運動不足と食べ過ぎ、そしてお酒の飲みすぎにあると思っていました。
自分では人並みでそんなつもりはなかったのですが、気づかないうちに増えていたのかなと思いました。
そのために、散歩や筋トレ、食事制限、さらには禁酒まで、思いつくあらゆる手段を試しました。
しかし、どれだけ努力して痩せても、すぐに元の体重に戻ってしまうのです。
友人の紹介で予防医療型のパーソナルジムがあると教えてもらい、トータルケアラボラトリーに行くことにしました。
そこでまず血液検査や体質判断を行った結果、「痩せたければちゃんと3食食べましょう」と言われました。
この提案には最初、驚きました。
「これまでの食べない努力は何だったのか?」「食べたら太る」と不安に思いました。
一旦実践することにしました。
さらに病院で肝臓の検査を受けてみてはどうかと言われました。
健康診断で確かに肝臓は引っかかっていましたが、肥満のせいだろうと無視していました。
ビルビリンという数値が上がっているのは気になるということで言われた通り病院に検査に行きました。
そこで衝撃的だったのは、私には胆管閉塞の肝機能障害があると診断されたことです。
医師からは治療するように言われました。
食べ過ぎや飲みすぎではなく、肝臓の脂質代謝異常という病気が原因で太っていたのです。
医師からもトータルケアラボラトリーでも、食事制限やプロテインが肝機能に悪影響を与えているかもしれないということでした。
これまでの私の取り組みが、かえって体に悪い影響を与えていたのです。
治療をしながら、3食食べて、散歩やトレーニングを今まで通り継続しました。
他には何も変えていません。
そして気が付いたら、体重が71kgまで落ちました。
自己判断だけに頼るのではなく、早くアドバイスを受ければ良かったと後悔しました。
肝臓とダイエット
肝臓は、私たちの体にとって非常に重要な臓器の一つです。その主な役割は、体内での代謝や解毒、栄養素の貯蔵、消化液の生成など、多岐にわたります。特にダイエットにおいては、肝臓が重要な役割を果たしています。ここでは、肝臓とダイエットの関係性について肝機能障害を含めて解説します。
まず、肝臓は体内での脂質代謝に深く関与しています。脂肪は、エネルギー源として使われるだけでなく、脂肪酸やコレステロールなどの重要な物質の合成にも必要です。肝臓は、脂肪の分解や脂質の代謝を調節することで、体内の脂肪バランスを維持します。したがって、肝臓の機能が低下すると、脂質の代謝に問題が生じ、脂肪が蓄積されやすくなります。これが、肝機能障害による肥満の一因となります。
また、肝臓は血糖の調節にも重要な役割を果たしています。食事から摂取した糖分は、インスリンの作用によって細胞内に取り込まれますが、その一部は肝臓に貯蔵されます。肝臓は、必要に応じてこの貯蔵された糖分を放出し、血糖値を一定範囲に保つ働きをします。しかし、肝臓の機能が低下すると、血糖値の調節がうまくいかず、血糖値が不安定になります。その結果、インスリン抵抗性や糖尿病のリスクが高まります。また、血糖値が不安定な状態では、食欲が増大し、過剰な食事摂取が引き起こされる可能性があります。
さらに、肝臓はタンパク質の代謝にも関与しています。タンパク質は筋肉や臓器、酵素などの重要な成分であり、ダイエット中には特に重要です。肝臓はタンパク質の分解や合成を調節することで、体内のタンパク質バランスを維持します。しかし、肝臓の機能が低下すると、タンパク質の代謝も乱れ、筋肉量の減少や代謝の低下につながる可能性があります。これは、ダイエット中における筋肉量の維持や基礎代謝の維持に影響を及ぼします。
さらに、肝臓は体内での毒素や老廃物の解毒を行います。食事や環境から摂取された有害な物質は、肝臓で解毒され、体外に排出されます。しかし、肝臓の機能が低下すると、毒素や老廃物が体内に蓄積されやすくなります。これによって、体の代謝が低下し、ダイエットの効果が損なわれる可能性があります。
肝機能障害は、これらの肝臓の役割に影響を与えるため、ダイエットに大きな影響を与える可能性があります。肝臓の機能が低下すると、脂質代謝や血糖の調節、タンパク質の代謝、解毒などが乱れ、肥満や代謝症候群、さらには糖尿病や脂肪肝などの疾患のリスクが高まります。そのため、ダイエットを行う際には、肝臓の健康状態を考慮し、適切な栄養摂取や生活習慣の改善が重要です。また、肝機能障害が疑われる場合は、早期に医師の診断と治療を受けることが重要です。
まとめ
「治療を開始することで、ついにダイエットを成功することができました。」
このようにダイエット成功の背後に隠れている深い意味を解説しました。
ダイエットが単なる食べ過ぎや飲みすぎによるものだけではなく、時には潜在的な病気や健康問題が原因である場合もあるということです。
これは、一般的な認識とは異なる視点を持ち、専門家の助言や治療の必要性を強調しています。
多くの人々がダイエットに取り組む際には、食べ過ぎや飲みすぎが原因だと考えがちです。
確かに、食事の質や量、運動不足など、ライフスタイルの問題が体重増加や健康悪化の主要な原因となることはよく知られています。
しかし、この一般的な認識がすべての場合に当てはまるわけではありません。病気や体内の異常が、ダイエットの妨げになる場合もあるのです。
具体的には、肝臓の機能障害や疾患がダイエットの障害になることがあります。
肝臓は体内での脂質代謝や血糖調節、タンパク質の代謝、解毒など、ダイエットに必要な機能を担っています。
そのため、肝臓の問題があるとこれらの機能が低下し、体重管理や代謝に影響を与える可能性があります。このような状況では、単に食事制限や運動を行っても効果が得られず、専門的な治療が必要となります。
このような状況下で、専門家の助言や治療を受けることが重要です。
専門家は、患者の症状や体質を総合的に評価し、適切な治療法を提案します。
例えば、肝臓の問題が原因である場合、特定の薬物療法や栄養療法、生活習慣の改善が必要となるでしょう。
これによって、肝臓の機能が回復し、ダイエットが成功する可能性が高まります。