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都道府県対抗全国女子駅伝。陸上女子駅伝の注目選手を解説!

【著者 パーソナルトレーナー・健康管理士・健康管理能力検定1級 鳥飼 祥秋】

まずは、こちらの動画を見てください。

全国女子駅伝は、日本の陸上競技における女子駅伝競技の頂点とされる大会です。この大会は、全国各地域を勝ち抜いた女子陸上競技選手が、各選手で中長距離走を駅伝方式で行い、最終的な総合タイムで競い合うレースです。

全国各地域で激しい戦いを勝ち抜いてきたトップランナーたちが、最も力を合わせて争うため、競技レベルが非常に高いです。大会で活躍する選手たちは、日本を代表する陸上競技選手としての素質を秘めていることで成績や走りに注目が集まります。

全国女子駅伝は長い歴史を有し、その歴史と伝統が駅伝競技の中で特別な存在感を持っています。これにより、多くの陸上競技ファンや一般のスポーツ愛好者から注目を集めています。各地域が団体戦で争うため、地域同士の熱い対抗戦が展開されます。これが地域対抗戦としての魅力を高めています。

駅伝競技が開催される様子を見ていると、走ることへの興味がわく方も多いのではないでしょうか?

今日は楽しんでいただけるように注目選手をご紹介します。

ランニングは、その健康やダイエットへの効果から注目を集めているエクササイズの一つです。今日は、ランニングがもたらす健康への影響やダイエットへの効果について詳しく解説していきたいと思います。

心身の健康だけでなく、ランニングは精神面にも良い影響を与えます。運動によって脳内に分泌されるエンドルフィンと呼ばれるホルモンは、ストレスや不安の軽減に寄与し、幸福感やリラックスをもたらします。

この他にも、ランニングは免疫機能の向上や良質な睡眠の促進、さらには社交的な要素を含むなど、多くの健康効果が期待されます。ただし、初めてランニングを始める場合は、急激な運動は避け、徐々にペースを上げるよう心がけましょう。体調や健康状態に合わせて工夫することが重要です。医師やトレーナーに相談しながら、安全かつ楽しみながらランニングを楽しんでください。

トータルケアラボラトリーでは健康管理士資格保有者とトレーナー資格保有者があなたの健康、ダイエット、美容についてサポートさせていただきます。
統合予防医療とフィットネスをコラボさせたパーソナルトレーニングジムです。

健康管理士であり、トレーナーでもある鳥飼が情報をブログにて配信しています。

是非、過去の記事も参考にしてください。

2024年全国女子駅伝の鳥飼的注目選手

今日の記事では、2024年全国女子駅伝において著者である鳥飼が注目する選手を、独断と偏見を基に、ご紹介いたします。今年の駅伝において特筆すべき選手たちを厳選し、その実績や特徴、期待されるポイントに焦点を当ててお伝えします。どの選手も練習や努力を重ね、個々に魅力的なランニングを見せてくれることでしょう。

①田中希(ニューバランス)

1500メートルや5000メートルの日本記録を持つ田中希実(ニューバランス)。

田中希実選手は兵庫県出身です。

レース後半のロングスパートが持ち味です。

北海道マラソンで2回優勝している母親、千洋さんの練習を見て育ち、駅伝の強豪、兵庫の西脇工業高校では全国高校総体や国体などで好成績を収め、全国高校駅伝や全国女子駅伝でも活躍しました。

卒業後は同志社大学に進んで、父親の健智さんがコーチを務めるクラブチームで練習を重ね、2020年は7月に女子3000mで8分41秒35の日本記録をマークし、8月には女子1500mでも4分5秒27の日本記録をマークしました。

以前は序盤からトップスピードでレースを引っ張る走りを得意としていましたが、海外勢との戦いを視野に入れ、レース展開に対応して後半にロングスパートを仕掛けるスタイルを磨きました。

その結果、2020年12月に行われた東京オリンピックの代表選考会を兼ねた長距離種目の日本選手権では、女子5000mで1学年下のライバル、廣中璃梨佳選手に競り勝って優勝し、この種目の代表を決めました。

2種目目の代表を狙った1500mでは2021年6月の日本選手権で優勝したものの、参加標準記録を突破できず、その場での内定は逃していました。

それでも世界ランキングで参加資格を満たし、2種目目の代表となりました。

東京オリンピックで初めての代表を経験した田中希選手は、多くの選手を抜く「ゴボウ抜き」を期待しています。

②石松愛朱加(名城大)

石松選手は2003年10月29日生まれの、20歳になる若手の選手です。

兵庫県出身で強豪校の須磨学園高校で活躍しました。

2022年4月に名城大学という、これまた強豪大学陸上部に所属。勉学では人間学部人間学科で学んでいます。

現在も石松愛朱加選手は名城大学の女子駅伝の選手です。

1年生の時には全日本大学女子駅伝に2区を担当して区間1位。

富士山女子駅伝では2区担当して区間3位。

2年生となり、全日本大学女子駅伝に3区担当。

2024年、まだまだ期待です。

今後も駅伝等でも活躍しそうで楽しみな選手です。

③川村楓(岩谷産業)

1997年生まれ、岩谷産業への入社は2020年の選手です。
京都府生まれで、佛教大学の陸上部出身です。
長距離以外も得意としており、

1500m:4分20秒28(2023.09)
3000m:9分13秒10(2023.03)
5000m:15分46秒27(2023.11)
10000m:31分54秒73(2023.12)
ハーフ:1時間10分17秒(2022.02)

どの距離でもスピードが上げることができる、パワーが魅力的な選手です。
趣味はカフェ巡りでプライベートではファッションや美容に興味があるそうです。

陸上を始めたきっかけは、中学校で部活を決めるときに親に勧められたからということで中学生から陸上を始めたんですね。


レース前には必ず音楽を聴くそうで、目標として全種目で自己ベストを更新することを掲げています。
駅伝ではチームに貢献する走りをすることを目指しています。

2017年の富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)では、3区で力走し8位の結果を残しています。

2018年の全日本大学女子駅伝対抗選手権でも3区で力走し、17位に終わりました。
同年の富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)では2区を走り、11位でした。
2019年の全日本大学女子駅伝対抗選手権は3区を走り8位でした。
同年のクイーンズ駅伝で6区を走り、21位でした。

2022年に開催された織田記念陸上では女子5000mで4位に入賞。
同年のクイーンズ駅伝2022年では1区で走り10位でした。


昨年2023年はクイーンズ駅伝で3区を走り、5位でした。

ここからわかる通り、2022年から一気にトップに頭角を出した注目の選手と言えます。

④小海遥(第一生命グループ)

第一生命グループで陸上を頑張る小海遥選手は2003年1月20日生まれの選手です。

今大会ではアンカーの9区を走ります。


新潟県出身で新井中(新潟)から仙台育英高(宮城)へと強豪校への進学をしています。

自己ベストはいずれも昨年で、5000mは15.23.98、10000mは32.01.83を出していてまだまだ成長中の選手です。

代表にも選出されており、2023年に開催されたアジア大会杭州では力走を果たしました。

陸上を始めたきっかけは地元のマラソン大会に出場してみて楽しかったからだそうです。
思い出に残るレースとしては、2019年全国高校駅伝を優勝したレースを挙げています。
その理由としてチーム全員で目指していた目標に向かって努力をして、成果が出たからだそうです。

趣味は音楽を聴くことです。

⑤新谷仁美(積水化学)

1988年2月26日生まれの新谷仁美選手です。
興譲館高等学校出身で、積水化学には2020年に入社しました。

日本の女子陸上競技選手(長距離走)を引っ張り、10000メートル競走とハーフマラソンの日本記録保持者です。

愛称は「にいやん」。

2012年ロンドン五輪には10000mで活躍しました。


出身地は岡山県総社市で日本記録を多く持ちます。

10000mでは、30分20秒44(2020年)で日本記録。
ハーフマラソンでは、1時間6分38秒(2020年)で日本記録。
マラソンでは2時間19分24秒(2023年)でもう少しで日本記録です。


実は2014年に一度競技生活を引退しましたが、2018年に現役復帰しています。

スポーツ選手としては大きなブランクがありながらも、現役復帰後も国内外の大会で上位入賞や東京オリンピックに日本代表として出場するなど、2023年現在においても日本トップクラスの陸上競技選手としてプレーを続けています。

⑥広中璃梨佳(日本郵政グループ)

2000年11月24日生まれの中距離走、長距離走を専門とする広中選手。

世界クロスカントリー選手権・ジュニア団体銅メダリスト、アジアクロスカントリー選手権・ジュニア団体金メダリスト。5000m、10000mの2020年東京オリンピック代表など華々しい経歴です。

中学生時代から頭角をすでに現しており、長崎県大村市立桜が原中学校時代、全日本中学陸上800mで6位入賞でした。

しかし、廣中自身がテレビのインタビューで「中3の終わりまでは強くなかった」と答えていたように、中学3年生の全国大会1500m、3000mでは2022年現在のチームメートの大西ひかり、菅田雅香にはまだ大きな差をつけられていました。その後、長崎県中学駅伝で1区の区間賞を獲得し、正月の全国女子駅伝のメンバーとなり、3区で区間賞を取って全国的に注目されるようになりました。

高校は全国有数の駅伝名門校・長崎県立諫早高等学校へ進学すると思われていたが、「諫早高の連続出場を止めて全国高校駅伝に出場したい」と長崎市立長崎商業高等学校に進学。

県予選では3年連続で1区区間賞を獲得し、3年時には諫早高校に1分46秒もの大差をつけ襷をつなぎ優勝に貢献。念願の全国高校駅伝に出場を果たし独走で1区区間賞を獲得しました。

多くの大学や実業団の強豪チームから勧誘されたが、日本郵政グループ女子陸上部を選びました。

駅伝では無類の強さ(出場した駅伝すべてで区間賞獲得、数多くの区間新記録樹立)を誇り、特に中学3年生から出場した全国女子駅伝での活躍は目覚ましく、高校3年次には日本選手権優勝の鍋島莉奈(日本郵政グループ)など日本のトップランナーを最後のスプリント勝負で振り切り1区の区間賞を獲得しています。

2022年現在、6大会連続の区間賞、さらに1区の区間記録も持つ。また日本郵政グループ入社後は出場した2度の駅伝(全日本実業団女子駅伝、全国女子駅伝)でともに1区を走り2位に大差をつけて区間記録を更新しています。

高校1年次の全国女子駅伝のとき、吹雪の中で腕を大きく振って力走する姿を見た解説の金哲彦によって「和製ポーラ・ラドクリフ」というニックネームがつけられました。

また、地元のマスメディアでは「弾丸少女」「最強駅伝ガール」と紹介された。

現在、新谷仁美(積水化学)とともに「怪物ランナー」とさえ言われています。

廣中、新谷の2人は2020年9月20日に熊谷陸上競技場で行われた全日本実業団陸上の5000mで対決しました。前半は廣中が、後半は新谷がハイペースでレースを引っ張った結果、お互いに初めて15分を切る自己ベストをマークしました。新谷には敗れたものの廣中は14分59秒37の記録を出しています。