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注目のやせ薬、メトホルミン。ダイエット目的での使用はOK?

【著者 パーソナルトレーナー・健康管理士・健康管理能力検定1級 鳥飼 祥秋】

現在、メトホルミンがダイエットに効果的であると注目を浴びています。

まずはこのYoutubeをご覧ください。

メトホルミンというのはお薬の名前で、糖尿病の治療薬として有名です。

これは、yoboメディカルオンラインクリニックの院長、今井一彰医師が運営するYoutubeチャンネルです。

この中で、メトホルミンが健康の秘訣だと言われています。


近年、驚くべき効果が解明されてきたと紹介されている「メトホルミン」。
効果は、血糖値を下げる、体重を減らす、中性脂肪・コレステロール値改善、糖尿病予防、コロナ後遺症予防、腸内環境改善、アンチエイジングと多岐にわたると言われています。

こんなに効果のあるお薬は入手困難です。しかし、このメトホルミンをオンラインにて処方することができると今井医師は言います。

喜んで購入したいという方もいるでしょうし、不安や心配だと思われる方もいるかもしれません。

今日は健康管理士の立場からこのメトホルミンというお薬をダイエット目的で使う事のメリットやデメリットに対して徹底解説したいと思います。

トータルケアラボラトリーでは健康管理士資格保有者とトレーナー資格保有者があなたの健康、ダイエット、美容についてサポートさせていただきます。
統合予防医療とフィットネスをコラボさせたパーソナルトレーニングジムです。

健康管理士であり、トレーナーでもある鳥飼が情報をブログにて配信しています。

是非、過去の記事も参考にしてください。

メトホルミンってなに??

適切な体重の維持や健康な生活を求める人が、様々な方法でダイエットに挑戦しています。

最近、その中で「メトホルミン」という薬が注目を集めています。

通常は2型糖尿病の治療に使用されているこの薬物が、偶然にも体重管理に役立つことがわかり、やせ薬として流通しはじめています。


メトホルミンは、ビッグアウト(biguanide)として知られる薬物クラスに属する降糖薬です。

主に2型糖尿病の治療に使用され、血糖値の上昇を抑制し、体内でのインスリンの効果を向上させる働きがあります。

これは血糖管理に役立ち、2型糖尿病患者にとって非常に効果的な薬物とされています。


最近のメトホルミンが体重管理にも効果を発揮する可能性についてまとめてみます。

  1. インスリン感受性の向上
    メトホルミンは、体内の細胞がインスリンに対して反応を良くするように促す作用があります。この効果により、細胞は効果的に血糖を吸収し、すぐ利用することができます。その結果、血糖値が安定し、食事による急激な血糖の上昇を防ぎます。つまり、ダイエット効果が出て痩せます。
  2. 食欲の抑制効果
    一部の研究では、メトホルミンが脳内の食欲中枢に影響を与え、食欲を抑制する可能性があると言われています。これにより、適切な摂取カロリーを保つことができ、ダイエットへの貢献が期待されています。つまり、ダイエット効果が出て痩せます。
  3. 脂肪代謝の向上
    メトホルミンは脂肪組織での脂肪酸の酸化を増加させ、脂肪の分解とエネルギーの利用を促進する可能性があります。これにより、脂肪蓄積を抑制し、体重管理に役立つと期待されています。つまり、ダイエット効果が出て痩せます。

でも、メトホルミンをダイエットに利用する際には注意が必要です。

メトホルミンが血糖値を下げる

メトホルミンは、2型糖尿病患者の治療に広く使用されています。

効果の1つは血糖値の降下です。

この作用は複雑です。

肝臓で糖新生の抑制、筋肉、脂肪組織でインスリン感受性の向上などによって血糖値が下がります。

難しい医学的な話になりますので、詳しく解説したいと思います。

①肝臓での糖新生の抑制
メトホルミンは肝臓に働きかけ、そこで糖新生という糖を生み出す仕組みを抑制します。

糖新生とは、肝臓でブドウ糖を生成することです。

これが血糖値を上昇させます。

血糖は余ると、脂肪細胞として貯蔵され太ります。

メトホルミンは、肝臓のグルコース〔ブドウ糖〕を作ることを抑え、余分なブドウ糖の作成を制限します。これにより、空腹時の血糖値がコントロールされ、食事後の急激な上昇も緩和されます。

つまり、太らなくなります。

②筋肉でのインスリン感受性の向上

メトホルミンは、筋肉のインスリンの効果を増強します。

インスリンは血糖を細胞に取り込む役割を持っています。

筋肉細胞に血糖を取り込むと燃焼されます。

他の臓器でも血糖を燃焼して、臓器は動きます。

余れば脂肪細胞に取り込まれて、脂肪になるのですが燃焼すればするほど余らずに済みます。

近年、メトホルミンが効果的に血糖を筋肉や臓器に取り込むことに役立つことが分かってきました。

通常、2型糖尿病の患者は、臓器や筋肉組織がインスリンに対して十分に反応せず組織に取り込まれないことが分かっています。

これをインスリン抵抗性と呼んだり、インスリン感受性の低下と言ったりします。

取り込まれなければ血糖は使われず余ってしまい、血糖がずっと血管の中を彷徨うので糖尿病という名前がついています。余れば脂肪として取り込まれ、更に太ってしまいます。

メトホルミンの働きかけにより、血糖の取り込みが改善され、血糖の利用が効果的に行われるようになります。

つまり、痩せやすく太りにくくなります。

③脂肪組織での効果
メトホルミンは脂肪組織にも影響を与えます。

脂肪組織では余った血糖を取込み、脂肪細胞を成長させどんどん肥大させていきます。

しかし、運動をしたりエネルギーが必要になれば脂肪をエネルギーに変え燃焼させることで脂肪は減っていきます。

つまり、運動で脂肪を燃やし痩せていきます。

これは難しく言えば、脂肪酸の酸化といいます。

脂肪酸の酸化を増加させ、脂肪の分解を促進します。

脂肪組織で脂肪酸を酸化させることをβ酸化と呼び、筋肉内のミトコンドリアと言われる焼却炉に脂肪を運んで燃焼させます。

つまり、脂肪を燃焼する手助けをメトホルミンがしてくれます。

これにより、脂肪組織がエネルギー源として燃焼され、体重のダイエットに役立つわけです。

ただし、この効果は他の食事や臓器の状況など、複雑な相互作用に影響されるため、人によって効果が異なります。

④腸管での効果
最近の研究では、メトホルミンが腸の腸管でのブドウ糖吸収を抑制する可能性が言われています。

腸は栄養素を吸収し血管に運ぶ組織です。

つまり、急激に腸が糖分を吸収すると血糖値が急上昇します。

血糖値が急上昇すると、その分多くのインスリンが分泌されます。

インスリンが多く出るということは、脂肪組織に多くの糖が運ばれるということです。

つまり、多く脂肪を作ってたくさん太ります。

メトホルミンはこの腸の糖の取り込みを緩やかにして太りにくくしてくれる効果があります。

糖分を含む食事を食べ過ぎても、食事からのブドウ糖の吸収が緩やかになり、血糖値の急激な上昇を和らげる効果が期待されています。

血糖値の急激な上昇を和らげるということは、脂肪がつきにくくなるということです。

⑤炎症の軽減
メトホルミンは抗炎症作用も持っており、慢性的な炎症が2型糖尿病やインスリン抵抗性に役立ちます。

炎症の軽減がインスリンの効果を改善し、血糖値の制御に寄与します。

メトホルミンが血糖値の降下に役立つメカニズムはこれだけ多くあります。

その総合的な作用が2型糖尿病患者において血糖値の管理に成功しています。

ただし、効果がある分、副作用もあると言われています。

治療薬としてのメトホルミンは、糖尿病へのアプローチに役立ちます。

糖尿病患者の健康と体重管理に向けた重要な選択肢となっていますが、やせ薬としての使用は医学的に体系化されておらず注視が必要だと思います。

メトホルミンがコレステロールを改善する

近年、メトホルミンがやせ薬として注目されている背景として、中性脂肪とコレステロール値の改善に対する効果がクローズアップされています。


中性脂肪とコレステロールは、体の中でも重要な役割を果たしています。

中性脂肪はエネルギーの蓄積や輸送に関わり、コレステロールは細胞膜やホルモンの合成に必要です。

ただし、これらのコレステロールが過剰に多くなると、動脈硬化や心疾患などの健康リスクが高まります。肥満の人はコレステロール値が高い傾向にあり、太っていると動脈硬化のリスクが高まります。


メトホルミンは、中性脂肪の代謝(使って無くすこと)に影響を与えます。

脂肪組織での脂肪酸の酸化〔脂肪を使って燃焼させること〕を増加させ、エネルギーとして利用することが促進されます。これにより、中性脂肪の蓄積が減少し、血中中性脂肪値〔血管の中を流れる脂肪の量〕が低下します。


メトホルミンはコレステロール値にもいい効果を与えます。

特にLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の低下が報告されています。

LDLコレステロールは動脈硬化のリスクとされており、メトホルミンの効果によって心血管リスクが低減すると言われています。

また、中性脂肪やLDLコレステロールを減少させることによって、ダイエットにも効果的に働きます。

メトホルミンがコロナ後遺症を予防する

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症(COVID-19)は、急速な感染拡大と共に、様々な後遺症や長期症状の出現が報告されています。

苦しんだ方も多いのではないでしょうか??

筆者も長く、コロナ後遺症に夫婦そろって苦しまられた経験があり、もう二度と繰り返したくないと思っています。

さて、今日解説しているメトホルミンと呼ばれる薬が、コロナ後遺症の予防に役立つと医学的に示唆されています。

また医学的な難しい話になるのでできるだけ分かりやすく解説します。


メトホルミンは2型糖尿病の治療に用いられる薬物だとご紹介しました。

血糖値を下げたり、インスリン感受性を向上させたり良い効果が知られています。

しかし、近年の研究ではその他の良い効果も分かってきて、特に免疫の調整や抗炎症作用が注目されています。


COVID-19、つまり新型コロナウイルスの感染後には、過剰な炎症反応が後遺症として問題となりました。これは身体を守る免疫が暴走を引き起こし、組織や臓器へも攻撃し、ダメージを与え損傷を招くことで痛みを伴う後遺症を引き起こします。

メトホルミンの持つ抗炎症作用を利用し、炎症の過剰な進行を抑制することができるとわかってきました。


免疫系が正しく調整されないと、ウイルス感染が制御できず、コロナ後遺症の発症リスクも高まります。

メトホルミンは免疫の反応を調整し、適切なタイミングで適切な量だけウイルスへ対抗する力を出すことに役立ちます。暴走を防ぎます。これによってコロナ後遺症の予防や回復に役立つと考えられています。


特に高血糖は免疫機能を低下させると言われています。

メトホルミンは血糖値の安定化も役割として持っています。

免疫機能の維持にも役立ちます。

これにより、コロナウイルス感染後の合併症や後遺症の発生リスクを軽減する可能性があります。


他にも、メトホルミンは抗酸化作用をもっています。

細胞を酸化ストレスから保護する働きがあります。

ウイルス感染や炎症は細胞に酸化ストレスを引き起こします。

酸化ストレスが細胞に加わると、細胞は錆びつき、結果壊れます。

メトホルミンの抗酸化作用がこれを軽減し、細胞の損傷を防ぐ可能性があります。


また、COVID-19は血管にも影響を与えます。

血栓や血管炎のリスクを高めます。

メトホルミンは血管を保護し、血液循環を改善する効果があるため、これによって血管関連の後遺症リスクを低減する可能性があります。


メトホルミンは、炎症抑制、免疫調整、抗酸化作用、血糖値の安定化、血管保護などの効果を組み合わせ、その総合的な効果が感染後の合併症や後遺症の発症を抑制することが期待されます。

糖尿病ではない人に、糖尿病薬??

メトホルミンが糖尿病以外の患者にやせ薬として処方されることに対して、世間的に疑問が残ります。

これはまるで、「風邪薬を風邪でない人に、またはインフルエンザ特効薬をインフルエンザでない人に処方するのと同じ」ように感じられるからです。

その処方は正しいのでしょうか?

そして、処方がオンライン診療で行われている点も気軽に処方しているように感じて不安視している方が多いのも納得します。

このメトホルミンを、オンライン診療でやせ薬としてダイエット目的で処方することが良いのか、悪いのかについて真剣に考えたいと思います。

結論に行く前に、着目点すべき点を解説していきたいと思います。


メトホルミンは2型糖尿病の治療に主に使用される薬物です。

先ほど解説した通り、血糖値の安定化やインスリン感受性の向上を促進します。

ただし、これに限らず、メトホルミンは抗酸化作用や抗炎症作用も示すことが知られています。


非糖尿病患者にメトホルミンが処方される場合、ある一定の処方するにあたっての基準が考慮されるべきです。

①炎症性疾患の患者であるか。

メトホルミンは抗炎症作用を有し、関節炎や炎症性腸疾患などの炎症性疾患において、症状の緩和が期待されます。

②糖尿病予防の目的であるか。

高血糖が糖尿病だけでなく、心血管疾患や他の慢性疾患のリスクを増加させることが知られています。

高血糖の予防的な管理が必要な場合、メトホルミンが考慮されます。

③医師の裁量と患者ニーズ
医師は患者の状態やニーズに基づいて薬物を選択する際に広範な裁量権つと考えます。

メトホルミンが非糖尿病患者に処方される場合も、その患者が抱える問題やリスクに対して最適な治療法として医師が判断した場合、処方されると言えます。

④注意すべきポイント
ただし、非糖尿病患者に対するメトホルミンの処方には慎重なアプローチが必要です。

薬物治療はあくまで1人の患者に合わせたものであり、副作用や相互作用のリスクも考慮されるべきです。医師と患者との慎重なコミュニケーションが不可欠であり、処方が適切かどうかを確認することが重要です。オンライン診療にこの慎重なコミュニケーションがどの程度可能なのかは考えるところがあります。

オンライン診療は安全か??

近年のメトホルミンが糖尿病以外の患者にオンライン診療で、やせ薬として処方される広告などが見受けられます。

今日紹介した医師もまさにそのケースです。

しかし、これには安全性への疑問がつきまといます。

気軽にやせ薬として処方されるのであれば、もたらすリスクについて深刻な検証が必要です。


メトホルミンは本来、2型糖尿病の治療に用いられる薬物です。

高血糖の制御に効果を発揮します。

しかし、その他の非糖尿病関連の健康効果も研究されています。

ただし、これがやせ薬としてオンラインで広く処方されるべきかは慎重な検証が求められます。


メトホルミンがやせ薬としてオンラインで処方される際には、患者の安全性への懸念が浮上します。

薬物は個々の状態や健康状態に基づいて適切に処方されるべきであり、医師の慎重な診察なしにこれを行うことは、予測不能な合併症や副作用を引き起こす可能性があります。


メトホルミンの処方には医師による適切な診察が欠かせません。

薬物治療は個々の身体状態や健康履歴によって大きく異なり、これを無視してオンラインで気軽に処方することは、患者の健康を危険にさらす可能性があります。


メトホルミンには一般的には軽度の副作用が報告されています。

稀に重篤な症状も発生することがあります。

また、他の薬物との相互作用が問題となることもあります。

医師が患者との慎重な対話を通じて正確に情報を把握、そして医師が適切に判断し、処方を決定することでリスクは最小限に抑えられます。


やせ薬としてのメトホルミンの効果や安全性に関しては未知の領域が多いです。

そのため、これを安易にやせ薬として広く処方することには、慎重を要すると思います。

また、オンライン診療では患者が強くメトホルミンを欲しがる場合、検査なしに口でそれらしい症状を言ってしまえば薬が手に入ってしまうケースが考えられます。

血糖値が高くないのに、高いと言ってしまえば検査なしに血糖値は高いと判断されます。

オンライン診療の怖い所です。

患者が自ら、やせ薬としてのメトホルミンをオンライン診療で購入し、自己判断で使用することは危険です。

医師の十分な診断がないまま、薬物を摂取することがもたらすリスクは計り知れません。


薬は、毒にも成り得ます。

メトホルミンがオンラインでやせ薬として広く処方されることに対しては慎重な検証が求められます。

医学的なリスクや安全性への疑念を考慮し、患者の健康を最優先にした医療が提供されることが必要です。

自己判断や安易な処方によって引き起こされる健康への影響は重大であり、患者と医師の信頼関係を築くことが不可欠です。

メトホルミンの考えられる副作用

メトホルミンの効果や副作用は糖尿病患者に対して慎重に検証されています。

しかし、今日お話ししているのは糖尿病以外の方が健康効果や、やせ薬としての利用するケースです。

特に最近はオンラインでの処方が増加しています。

こうした非糖尿病患者へのメトホルミンのやせ薬としての処方には潜在的な副作用が懸念されます。


メトホルミンの主な副作用の一つとして、胃腸系の問題が挙げられます。

下痢、腹痛、吐き気などが報告されています。

これらは一部の患者において特に初期に発生することがあります。

非糖尿病患者においても同様の症状が出現する可能性があります。


メトホルミンはビタミンB12の吸収を抑制する可能性があります。

長期的なメトホルミンの使用はビタミンB12欠乏症を引き起こすリスクがあるため、非糖尿病患者においてもこの副作用に注意が必要です。

ビタミンB12が不足すると、貧血、筋力低下、疲労、歩行困難、錯乱、認知症の症状が考えられます。


重い副作用として、メトホルミン使用に伴う乳酸アシドーシスが挙げられます。

稀ではありますが、発生すれば致命的となります。

特に腎機能が低下している場合、このリスクが高まります。

女性は腎機能が低下しているケースが潜在的に多く、またやせ薬を欲する割合も女性が多いと思われます。

非糖尿病患者において、注意が必要です。


メトホルミンは通常、低血糖症を引き起こしにくい薬物です。

一部の患者においてはこのリスクが存在します。

特に他の薬物との相互作用や飲酒との併用時に注意が必要です。


また、一部の報告によれば、メトホルミンの使用が肝臓機能の変化を引き起こす可能性があります。


やせ薬として処方される期待が過度である場合、患者が精神的な障害を引き起こす可能性があります。

これにはストレスや不安、期待値の過大評価などが含まれ、これらが心の健康に悪影響を及ぼすことがあります。


非糖尿病患者に対するメトホルミンのやせ薬としての処方には、未知の効果や長期的な影響が多く存在します。これはまだ研究されていない領域であり、注意深いモニタリングが必要です。


メトホルミンが非糖尿病患者にやせ薬としてオンラインで処方されることには潜在的な副作用が存在します。これらのリスクを軽減するためには、医師の指導のもとでの処方と、患者の定期的なモニタリングが不可欠です。安全性とリスクバランスを考慮した上での薬物使用が求められます。

結論、健康管理士の鳥飼の考え

糖尿病治療薬であるメトホルミンが糖尿病以外の患者にやせ薬としてオンラインで処方されることに対して、世間的に安全性に疑問が呈されています。

これに対して、健康管理士の鳥飼の考えを結論として示します。

結論として言います。

健康管理士の鳥飼は、メトホルミンが糖尿病以外の患者にやせ薬としてオンラインで処方されることに対して、安全で問題ないと考えています。

これは以下の3点を考慮した結果です。

  1. メトホルミンの安全性:
    鳥飼はまず、メトホルミンが高い安全性を持つ薬物であると考えています。一般的に、メトホルミンは副作用が限定的で軽微なものが多く、安全性が高いとされています。これは長期にわたり広く使用されてきた結果、その安全性が確認されていることを意味します。
  2. 医師の裁量と患者ニーズ:
    鳥飼は次に、医師による裁量と患者ニーズに照らし合わせたときに、メトホルミンが体重管理の一環としてであれば処方倫理的にも問題がないと考えます。医師は患者の個別状態やニーズを考慮し、最適な治療法を選択する権限があり、メトホルミンの使用がその一環として適切であるとの判断を下すことは合理的であると思います。
  3. オンライン診療と副作用の限定性:
    オンライン診療に対する不安も考慮しつつ、鳥飼はメトホルミンに関しては副作用が限定的で軽微なものが多いという事実から、リスクより有益性の方が優先されると考えます。特に胃腸系の軽度な副作用や低血糖症の発生リスクは他の薬物と比較して相対的に低いと考えられ、オンラインでの処方がそれを適切に扱えると考えます。

この見解は、メトホルミンの安全性や医師の裁量を重視し、体重管理の一環としての使用においては合理的であると考えに基づく結論です。

しかし、患者は医師との慎重なコミュニケーションを重視し、個々の状態に応じた適切な治療法を模索することができるのであれば、更に良いでしょう。