【著者 パーソナルトレーナー・健康管理士・健康管理能力検定1級 鳥飼 祥秋】
こんにちは。
パーソナルジムのトータルケアラボラトリーです。
「正しいフォームでトレーニングしているのに狙った筋肉に効かない」
そんな経験はありませんか?
実は、その原因はフォームではなく、脳がどの筋肉を使うかを学習していることにあります。
当ジムでは、筋力トレーニングだけでなく、脳に正しい動作を学習させるファンクショナルトレーニングやレグレッションエクササイズを取り入れ、狙った筋肉を正しく使える身体づくりを重視しています。
フォームを真似するだけでは改善しないケースは少なくありません。まずは脳が正しい筋肉へ指令を出せる状態を作ることが、トレーニング効果を高める近道です。
今回は、「なぜ正しいフォームでも狙った筋肉に効かないのか」を、脳の仕組みと動作学習の視点から詳しく解説します。
1章.脳が筋肉へ運動指令を出している
私たちは筋肉を意識して動かしているように感じますが、実際に筋肉へ命令を出しているのは脳です。
大脳皮質から送られた指令が脊髄を通り、運動神経を介して筋肉へ伝わることで身体は動きます。
さらに筋肉や関節から送られる感覚情報を脳が受け取り、次の動きを細かく修正しています。
つまり、筋肉だけではなく、脳と神経の連携によって身体は動いているのです。
2章.脳は使いやすい筋肉を優先して使う
脳は目的を達成するために、一番使いやすい筋肉へ優先的に指令を送ります。
例えばベンチプレスでは胸を鍛えたいと思っていても、肩や腕の筋肉の方が使いやすければ、脳はそちらを優先します。
その結果、正しいフォームで行っているつもりでも、狙った筋肉ではなく別の筋肉が働いてしまいます。
この状態ではトレーニング効果が分散し、本来鍛えたい筋肉は十分に刺激されません。
3章.脳に狙った筋肉を学習させる
狙った筋肉を使うためには、脳に正しい動きを覚えさせる必要があります。
最初は思うように筋肉を使えなくても、同じ動きを繰り返すことで神経回路が強化されます。
この学習によって脳は狙った筋肉へ正確に指令を送れるようになります。
当ジムでは、この神経学習を促すためにレグレッションエクササイズを取り入れ、トレーニング前に動作パターンを整えています。
4章.学習によって脳の運動精度は高まる
動作を繰り返すことで神経回路は強化されます。
これを運動学習と呼びます。
運動学習が進むほど筋肉同士の連携が良くなり、余計な力が抜け、効率よく身体を動かせるようになります。
筋肉だけを鍛えるのではなく、神経回路も鍛えることが理想的なトレーニングには欠かせません。
5章.普段の姿勢や癖が脳の学習を間違わせる
長時間のデスクワークやスマートフォンの操作など、日常生活の癖は脳に蓄積されます。
猫背や反り腰、足を組む癖なども、脳にとっては「正しい動き」として学習されてしまいます。
そのままトレーニングをすると、癖のある動作パターンのまま運動してしまい、本来鍛えたい筋肉ではなく代償動作が起こります。
まずは普段の身体の使い方を改善することも重要です。
6章.筋肉のバランスが崩れるとスタイルも崩れる
特定の筋肉だけを鍛え続けると、筋力バランスが崩れます。
胸ばかり鍛えれば猫背になりやすくなり、腕だけ鍛えれば全体のバランスが悪く見えることがあります。
また、筋力のアンバランスは肩や腰、膝への負担も増やします。
見た目を美しくするためにも、全身をバランスよく使える身体づくりが必要です。
7章.トレーニング前の動作学習が効果を高める
トレーニング前に正しい動きを身体へ覚えさせることで、狙った筋肉へスムーズに刺激を入れられます。
ファンクショナルトレーニングやレグレッションエクササイズは、そのための準備運動とも言える存在です。
筋トレの前に脳へ正しい情報を入力することで、フォームの再現性も高まり、ケガの予防にもつながります。
8章.足を細く長く見せるためにも動作学習は重要
脚を細く見せたい場合も、ただスクワットを繰り返すだけでは十分ではありません。
太ももの前ばかり使う癖がある方は、お尻や内ももを使う学習を行うことで脚のラインは変わってきます。
バランス能力や柔軟性も同時に改善することで、美しい脚のシルエットを作りやすくなります。
9章.腕を細く見せるためにも姿勢改善が必要
腕を細く見せたい場合も、腕だけ鍛えるのではなく姿勢改善が重要です。
肩甲骨の位置や背骨の動きを整えることで、腕周囲の筋肉の使い方が変わります。
脳が正しい姿勢を覚えることで肩の力が抜け、腕が自然に長く細く見えるようになります。
姿勢と動作学習は美容面にも大きく影響します。
10章.結論|トレーニング前に動作学習を取り入れよう
トレーニング効果を最大限に高めるためには、筋肉だけでなく脳を鍛えるという考え方が重要です。
ファンクショナルトレーニングは、身体全体のバランスや動作パターンを改善し、脳が正しい筋肉へ指令を出せる状態を作ります。
フォームだけを真似するのではなく、脳から身体まで正しい動きを学習させることで、効率よく筋肉を鍛えられ、ケガの予防や姿勢改善、ボディラインの向上にもつながります。
セルフケアやフォームの見直しを続けても改善しない場合は、身体の使い方や動作パターンを専門家に評価してもらうことも大切です。
福岡・博多で、トレーニングをしても狙った筋肉に効かない、姿勢や身体の使い方を根本から改善したいという方は、トータルケアラボラトリーの無料体験へお気軽にご相談ください。一人ひとりの身体の状態に合わせて、予防医学の視点から最適なトレーニングをご提案いたします。
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