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ダイエットと減量を分けて考えながらトレーニングを行っていきましょう

今回の記事ではダイエットと減量という言葉をしっかりと使い分けしたいと思います。

ダイエットは筋肉量を増やし、体脂肪を減らしていくことを意味します。

減量は体重を落としていく事を意味します。

この2つを考えながら、最も効率的なダイエットや減量方法を検討していきたいと思います。

目次.

1.ダイエット目的の食事とトレーニング

2.減量期の食事とトレーニング

3.まとめ

1.ダイエット目的の食事とトレーニング

痩せたいと感じている方は多いと思います。

パーソナルジムには痩せたいという目的で通われる方が半数以上は来ます。

そういった目的の方には痩せるためには2つの選択肢から選択をしていただきたいと思っています。

1つは体重を落としたいのか

2つめは細くなりたいのか

これが同じように感じる方も多いとは思うのですが、それは体内の脂肪量のことしか考えていないからです。

痩せたいと考えている方は体脂肪だけをコントロールするわけではありません。

筋肉量もコントロールしていきます。

体重をもし落としたいのであれば、体脂肪だけではなく筋肉量や体内水分も減らしていく事になります。

トレーニング初心者であれば尚更です。

併せて基礎代謝量も減っていきます。

詳細は二章でふれますが、一般的には体重を落としたい方が行う事には減量と言って、どうしても食事も工夫する必要性が出てきます。

ここでは体を細くしたいという方に向けて食事法と運動法を記載したいと思います。

体を細くしたい方が行うことは、筋肉量を増やし、体脂肪量を減らすことです。

それのどこが減量と違うのかといえば、質量です。

筋肉は体脂肪より重く、1.5倍から2倍の質量があります。

ということは、筋肉の体積は体脂肪の半分になるという計算ができます。

ではあなたがトレーニングの初心者だったとしましょう。

体積の大きい体脂肪が全身に30%ついていたとします。

筋肉量は少ない10%からのスタートです。

全身の体脂肪がダイエットに成功して体脂肪率10%になったとします。

全身の筋肉量もトレーニングを通じて全身の30%まで増えたとします。

体重が変わっていないことは理解できますか??

体重は変わらないのに、そもそもの体積が筋肉の方が体脂肪より半分なので体は半分にまで細くなることができます。

ダイエットでは体重に執着せず、体脂肪率と筋肉量に注目していきます。

筋肉量はどうやって測ったらいいのか疑問に思う方も多いはずです。

より良い体重計には骨格筋率や骨格筋量も表示してくれる機能がついていますが大抵の体重計には表示がされません。

そこで知っておいてほしい言葉が除脂肪体重です。

除脂肪体重はLBM(Lean body mass)と表示されることが多くあります。

参考.順天堂大学情勢スポーツ研究センター

厳密にはLBM=筋肉量ではありません。

LBMとは体重から体脂肪の重さだけを引いた重量です。

体重計では体重と体脂肪率を計測してくれることが多く、その2つを用いてLBMを導きます。

体重×体脂肪率×0.01=体脂肪量

体重-体脂肪量=LBM

の計算ができます。

他にもLBMiという指標も存在します。

LBMI(エルビーエムアイ)=除脂肪体重LBM(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)で計算できます。

参考.順天堂女性スポーツ研究センター

筋肉量が十分でないと身体の引き締まった細さは出ません。

そして、脂肪を燃焼してくれる焼却炉であるミトコンドリアも筋肉細胞の中の核に存在しています。

筋肉量を増やすことで体脂肪を燃焼する焼却炉を増やすことになります。

焼却炉は多い方が体脂肪は燃焼しやすいですし、逆に筋肉量が少ないと焼却炉であるミトコンドリアの数も少ないためダイエットには不利になります。

そのために体脂肪を燃やしたい場合は筋肉量を増やし、焼却炉であるミトコンドリアを増やすことが大切になります。

ではダイエットにおいて食事はどのように気を付けたらよいのでしょうか?

体重を気にしすぎるあまり、栄養が摂れないと筋肉がついていきません。

筋肉がついていかない限りミトコンドリアの数も基礎代謝量も増えていきません。

体脂肪だけは減るかもしれませんが、供給を断っているので時間がたてば元に戻ってしまいます。

供給を断って栄養素を減らしているので筋肉も減り基礎代謝も減って、緩み気味の痩せにくい身体が出来上がってしまいます。

それは最悪な結末だと思います。免疫も下がるので病気になるリスクも高くなってしまうかもしれません。

そこで筋肉がしっかりと増えるための食事を意識することが大切です。

と言っても体脂肪が増えてしまっては意味がありませんから、体脂肪がつきにくい食事の内容とテクニックを習得する必要があります。

減量に必要なささみなどのフィットネス栄養学ではなく、意識的に管理栄養士が指導する管理栄養学から学ぶことがとても多くあります。

まずバランス良く5大栄養素を摂取しましょう。

減量ではないので糖質や脂質をカットしません。

適量をバランスよく食べていく事が必要です。

そして、5大栄養素がそれぞれ何の働きをしていて足りなくなるとどうなるのかを把握しましょう。

例えば糖質が足りなくなることで炭水化物不足になります。

炭水化物でもある糖質は体内水分や筋肉や内臓に水分を貯蔵してくれる大切な役割があります。

他にも、脳内では唯一のエネルギーとして働いてくれます。

その糖質が不足することによって認知症リスク、がん死リスク、内臓水分量の不足からくる内臓の機能低下などが挙げられます。

脂質が不足することでホルモンの分泌異常が起き感情の起伏が激しくなったり、肌や髪の毛が荒れてしまいます。

5大栄養素でもダイエット志向の方が削りやすいこの2つの栄養素が足りなくなると、健康リスクがあることを認識しましょう。

ダイエットではバランスよく食べることを意識して筋肉を増やし、体脂肪を減らしましょう。

2.減量期の食事とトレーニング

ダイエットと違い減量期は体を絞りに行きます。

体重を落とすことと、見た目を細くしていきます。

本来、この減量期においては健康は意識しません。

絞れるなら最も最速で効率の良い方法を選択します。

しかし、トータルケアラボラトリーでは健康的に減量できる方法をご提案しています。

それは3段階減量法です。

食事制限はどうしても食べられない苦しさがあるのですが、栄養が不足すると免疫力が落ちてしまい風邪をひいたりしてしまいます。

そこで減らす栄養の代わりに増やす栄養素も作ることをご提案しています。

1段階目は、脂質を減らし野菜を増やす期間。

2段階目は、追加で糖質を減らし、植物性タンパク質を増やす期間。

3段階目は、食べる量を減らし、酵素と水分を増やす期間です。

可能であれば、1段階につき1カ月の時間をおいて3カ月で行うとよいと思います。

1.2段階目は食事の量は維持し、しっかりと食べていく事が望ましいでしょう。

脂質には1gに9kcalのカロリーがあります。

このカロリーをカットしていく事で1日の摂取カロリーが大幅に少なくなることになります。

脂質のカットと言いましても、脂質にも種類もあれば役割もそれぞれです。

焦げ付きやすく体を酸性に傾けてしまうサラダ油もあります。

逆にコレステロールを下げ、余分な脂肪の合成を防ぎ、体脂肪の代謝を促進させてくれるオメガ3系脂肪酸もあります。

減量期にまずカットしなければいけないのは、飽和脂肪酸を多く含む油です。

トランス脂肪酸を使っているマーガリンは特によくありません。

ほかにもお肉の油、サラダ油は注意しましょう。

オメガ6脂肪酸も注意が必要です。

体にはいい効果も期待できる反面、食べ過ぎてしまうことで癌リスクなど良くないことも多くあります。

参考.同友会

脂質のカットの時期は脂質の摂取量を30gまでに落とします。

参考.栄養指導Navi

脂質の中でも悪い脂肪は特にカットするように心がけてください。

次に糖質について減量期の摂取法についてみていきたいと思います。

こちらも完全にカットしていくわけではありません。

糖質は減量期には50gを1日に抑えるように心がけましょう。

参考.栄養Navi

糖質の50gというのはかなりきついです。

糖質は1gに4kcalのエネルギーがあります。

50gということは200kcalしか糖質からのカロリーを摂取できません。

心して行うようにしてください。

よくにケトン体を出して、ケトン体を利用することによって脂質の代謝を促すケトジェニックダイエットという方法が広まっています。

いわゆるケトジェニックダイエットです。

ここでお話している減量法はこれとは違います。

ケトン体は持ち上げられることもありますが、体が危機状況に陥っているときに肝臓から放出されるアセチルCoAという物質から作られるものです。

グレリンやレプチンの作用に悪影響が起きてしまいます。

副作用としては、急性症状としてはむかつき、吐き気や無気力が出ます。

慢性的症状にはLDLコレステロールの増加、微量ミネラルの欠乏、アシドーシス、尿結石などが起きます。

よく糖質制限を長期間行っている方を目にしますが、

LDLコレステロールが増え動脈硬化で倒れたり尿結石に悩んだり、肝臓と腎臓を壊したりリスクが大きいので気を付けてください。