【著者 パーソナルトレーナー・健康管理士・健康管理能力検定1級 鳥飼 祥秋】
こんにちは。パーソナルジムのトータルケアラボラトリーです。
トレーニングを始めたという方の声を多く聞くようになってなりました。
トレーニングをするときにベンチプレスやスクワットは有名な種目です。
しかし、インナーマッスルって鍛える方が少ないように感じます。
インナーマッスルってどんな筋肉でどんな役割をしているのか。
インナーマッスルを鍛えるとどんなメリットがあるのか?
日常や、ダイエットやスポーツにどんな役に立ちのか?
今日は、インナーマッスルについて解説していきます。
是非参考にしてみてくださいね。
トータルケアラボラトリーでは健康管理士資格保有者とトレーナー資格保有者があなたの健康、ダイエット、美容についてサポートさせていただきます。
予防医療とフィットネスをコラボさせたパーソナルトレーニングジムです。
健康管理士であり、トレーナーでもある鳥飼が情報をブログにて配信しています。
是非、過去の記事も参考にしてください。
1章.インナーマッスルとは
インナーマッスルとは、人間の浅い層にある骨格筋以外の筋肉のことを指します。
これらの筋肉は、呼吸や姿勢制御、内臓の働きなど、身体の基本的な機能に重要な役割を果たしています。
インナーマッスルは、骨格筋と比較して非常に弱いため、通常は意識されることはありません。
しかし、これらの筋肉が弱くなると、姿勢が悪くなり、慢性的な痛みや怪我のリスクが高まることがあります。
そのため、最近ではインナーマッスルを鍛えるトレーニング方法が注目されています。
インナーマッスルを鍛えるトレーニング方法には、コアトレーニングなどがあります。
これらのトレーニングは、骨格筋だけでなくインナーマッスルも同時に鍛えることができるため、身体全体のバランスを整えることができます。
参考:インナーマッスルとは | 公益財団法人 長寿科学振興財団
2章.インナーマッスルとアウターマッスルの役割
インナーマッスルとアウターマッスルは、人間の筋肉の2つの主要なグループです。
インナーマッスルは、骨盤底筋群や横隔膜など、身体の中心部に位置する筋肉群を指します。
一方、アウターマッスルは、大腿四頭筋や腓腹筋など、身体の外側に位置する筋肉群を指します。
インナーマッスルは、姿勢やバランスを維持するために重要な役割を果たしています。
例えば、骨盤底筋群は尿失禁や骨盤臓器脱などの問題を予防するために重要です。
また、横隔膜は呼吸に必要な筋肉であり、正しい呼吸法を維持するために重要です。
一方、アウターマッスルは、身体の動きや力を生み出すために重要です。
例えば、大腿四頭筋は歩行や走行時に必要な力を生み出すために重要です。
また、腓腹筋は足首の動きを制御し、バランスを維持するために重要です。
インナーマッスルとアウターマッスルは、お互いに密接に関連しています。
インナーマッスルが弱くなると、身体のバランスや姿勢が悪化し、アウターマッスルの動きも制限される可能性があります。
一方、アウターマッスルが過剰に発達すると、身体のバランスが崩れ、怪我のリスクが高まる可能性があります。
参考:インナーマッスルとアウターマッスル | CramerJapan
3章.インナーマッスルが弱いと問題
インナーマッスルとは、体幹部を支える深層筋肉のことを指します。
この筋肉群が弱いと、姿勢や動作の安定性が低下し、身体のバランスを保つために他の筋肉が補助的に働くことになります。
その結果、他の筋肉が緊張状態に陥ることがあります。
例えば、腰痛はインナーマッスルの弱さが原因で起こることがあります。
腰痛の場合、腰周りの筋肉が緊張してしまい、腰部を支える役割を果たす本来の筋肉である腰筋や大殿筋などが十分な働きをすることができず、負担がかかってしまうためです。
また、肩こりも同様に、首や肩周りの筋肉が緊張してしまうことで起こる場合があります。インナーマッスルが弱くなると、身体全体のバランスが崩れてしまい、その結果として特定の部位に負荷がかかりやすくなってしまいます。
さらに、インナーマッスルが弱いと、運動能力の低下や怪我のリスクの増加など、様々な問題が起こる可能性があります。
そのため、適切なトレーニングやエクササイズを行うことで、インナーマッスルを鍛えることが重要です。
4章.インナーマッスルが日常生活に与える影響
インナーマッスルは、身体の表面に位置する筋肉とは異なり、骨盤底や腹横筋、多裂筋などの深層にある筋肉群を指します。
これらの筋肉は、姿勢を維持するために重要な役割を果たしています。
具体的には、骨盤底筋群は尿失禁や骨盤臓器脱の予防に役立ちます。
また、腹横筋は背骨を支え、腰痛の予防につながります。
多裂筋は、背骨を支えるだけでなく、呼吸にも関与しています。
さらに、これらのインナーマッスルは、身体の安定性を維持するためにも重要です。
例えば、歩行中や階段昇降時などには、骨盤底筋群が膝や足首の負荷を軽減し、バランスを保つ役割があります。
一方で、インナーマッスルが弱くなると、姿勢不良や腰痛、尿失禁などの問題が生じることがあります。また、運動不足や加齢によっても、これらの筋肉は弱くなる傾向があります。
参考:「インナーマッスルの低下が疑われる」人、急増中!-cocoro-genki.com
5章.インナーマッスルがボディメイクに与える影響
インナーマッスルがボディメイクに与える影響は大きいと考えられています。
- 姿勢改善
インナーマッスルは、姿勢を維持するために重要な役割を果たします。
特に腹横筋は、腰痛予防や改善に効果的であることが知られています。
また、多裂筋は、骨盤底筋群とも呼ばれ、尿漏れ改善や性的快感向上にも役立ちます。
これらのインナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢を保つことができるため、ボディメイクにもつながります。 - 代謝向上
インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝量が上がります。
基礎代謝量が上がると、身体が自然と脂肪を燃焼しやすくなり、ダイエット効果が期待できます。
また、筋肉量が増えることで、身体全体の代謝も向上し、健康的なボディメイクにつながります。 - 筋力アップ
インナーマッスルを鍛えることで、筋力がアップします。
筋力がアップすると、身体全体のパフォーマンスも向上します。例えば、ランニング中においても、インナーマッスルの強化によって姿勢を維持しやすくなり、走行距離やタイムを伸ばすことができます。
参考:ボディメイクにおいてインナーマッスルトレーニングは必要なのか?-くびれ美人
6章.インナーマッスルがダイエットに与える影響
インナーマッスルを鍛えることは、ダイエットにも大きな影響を与えます。
まず、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは、身体が安静状態で消費するエネルギー量のことです。
インナーマッスルは、身体の安定性を維持するために常に働いているため、その筋肉量が増えることで基礎代謝が上がります。
つまり、インナーマッスルを鍛えることで、ダイエット中でも消費カロリーが増えるため、より効率的なダイエットが可能になります。
また、インナーマッスルを鍛えることで、身体全体の筋肉量が増えます。
筋肉量が増えることで、身体全体の代謝が上がり、脂肪燃焼効率が高まります。
さらに、筋肉量が増えることで身体が引き締まり、美しいボディラインを手に入れることができます。
さらに、インナーマッスルを鍛えることで、姿勢が良くなります。
姿勢が悪いと、身体のバランスが崩れてしまい、腰痛や肩こりなどの不調を引き起こすことがあります。
しかし、インナーマッスルを鍛えることで、身体の安定性が高まり、姿勢が良くなるため、不調を予防することができます。
参考:インナーマッスルを鍛えるとダイエットできるの?-Zen place
7章.インナーマッスルがスポーツに与える影響
スポーツにおいても、インナーマッスルが十分に発達しているかどうかは、パフォーマンスや怪我のリスクに影響を与えることが知られています。
インナーマッスルがスポーツに与える影響のメカニズムは、主に以下の3つに分類されます。
- 姿勢制御
インナーマッスルは、身体の安定性を維持するために必要な筋肉です。
特に、骨盤底筋群は、腰椎や仙骨を支えることで姿勢を維持し、腰痛や尿失禁などの問題を予防する役割を果たします。
また、深層背筋群も同様に姿勢制御に関与しており、脊柱の安定性を保ち、怪我のリスクを低減する効果があります。 - パフォーマンス向上
インナーマッスルの発達は、スポーツパフォーマンスの向上にもつながります。
例えば、骨盤底筋群の強化は、ランニングやジャンプなどの動作において、脚をしっかりと支えることができるようになります。
また、深層背筋群の発達は、スイングやスローイングなどの動作において、身体の回転や安定性を高めることができます。 - 怪我予防
インナーマッスルが十分に発達していない場合、怪我のリスクが高まることが知られています。
特に、骨盤底筋群が弱い場合は、腰痛や尿失禁などの問題が生じる可能性があります。また、深層背筋群が弱い場合は、脊柱への負担が大きくなり、慢性的な腰痛やヘルニアなどの問題を引き起こす可能性があります。
参考:スポーツパフォーマンス向上させたい学生アスリートの方へ-Conditioning LABO animom
8章.インナーマッスルが柔軟性に与える影響
インナーマッスルは、体幹を支えるために重要な役割を果たしており、柔軟性にも大きく関与しています。
インナーマッスルは、表層の筋肉と異なり、比較的硬い筋膜で覆われています。
このため、インナーマッスルを伸ばすことで筋膜が伸展し、柔軟性が向上すると考えられています。
通常あまり使われることがないため、活性化することで柔軟性が向上すると考えられています。
具体的には、インナーマッスルを収縮させるトレーニングやストレッチングを行うことで、筋肉の血流や代謝が改善され、柔軟性が向上するとされています。
参考:柔軟性を高める鍵は「インナーマッスルの活性化」。-若月政弘のブログ
9章.インナーマッスルが美容に与える影響
セルライトは、脂肪細胞が皮下組織に存在する状態で、その周りに繊維性の組織があることによって引き起こされる外見上の凸凹を指します。
インナーマッスルは、体幹部の深層筋肉群を指し、骨盤底筋群、多裂筋、腸腰筋などが含まれます。
これらの筋肉は、身体の安定性や姿勢調整に重要な役割を果たしており、また、セルライトや美容にも関与しています。
インナーマッスルを鍛えることで、血流が改善されます。
特に、骨盤底筋群を鍛えることで、骨盤周辺の血液循環が促進されます。
これにより、セルライトの原因となる老廃物や余分な水分が排出されやすくなります。
また、血流が良くなることで、栄養素が皮膚や筋肉に運ばれ、代謝が活発化するため、セルライトの改善につながります。
筋肉のトーンがアップします。
これにより、皮下組織が引き締まり、セルライトが目立ちにくくなります。
また、インナーマッスルは、身体の安定性や姿勢調整にも関与しているため、正しい姿勢を保つことで、セルライトの発生を予防することができます。
参考:セルライトと脂肪を小さくしてサイズダウンするにはこのマシン-筋膜リリース エステIDM
10章.インナーマッスルが健康度に与える影響
インナーマッスルは姿勢の維持や内臓のサポート、そして尿失禁の予防などの役割を果たしています。
インナーマッスルは身体の安定性を保つために重要な役割を果たしています。
例えば、骨盤底筋群は膀胱や直腸を支えるために必要不可欠であり、深層背筋は脊椎を支えることで姿勢を維持するために重要な役割を果たしています。
これらの筋肉が弱くなると、姿勢が悪くなったり、尿失禁や腰痛などの問題が生じる可能性があります。
インナーマッスルは代謝にも影響を与えます。
筋肉はエネルギーを消費するため、筋肉量が多い人は基礎代謝が高くなります。
また、インナーマッスルが強いと、身体の安定性が向上するために運動効率が良くなります。
その結果、より多くのエネルギーを消費することができるため、ダイエットや健康維持にも役立ちます。
インナーマッスルは心理的な健康にも影響を与えます。
身体の安定性が向上することで、自信や自己肯定感が高まるとされています。
また、深層筋トレーニングはリラックス効果があるため、ストレス解消にも役立つとされています。
11章.まとめ
インナーマッスルをトレーニングするためには、正しい方法でトレーニングを行うことが重要です。
健康管理士がいるパーソナルトレーニングジムのトータルケアラボラトリーは、適切な指導とアドバイスを提供するための最適な場所です。
トータルケアラボラトリーには健康管理士が常駐しています。
健康管理士は、インナーマッスルのトレーニングについての専門知識を持っており、個々のニーズや目標に合わせたトレーニングプログラムを作成することができます。
また、健康管理士は、身体的な問題や痛みを抱えている場合には、それらを考慮した上で適切なトレーニング方法を提供することができます。
トータルケアラボラトリーは豊富な知識を使った指導行うことができます。
より効果的かつ効率的なインナーマッスルのトレーニングが可能になります。
また、トータルケアラボラトリーでは、トレーニング中の心拍数や消費カロリーなどのデータを収集し、それをもとにトレーニングプログラムを改善することができます。
当店では個室でのトレーニングが可能です。
これは、周りを気にせずに集中してトレーニングを行うことができるため、より効果的なトレーニングができるという利点があります。