はじめに
肥満やメタボリックシンドロームは、生活習慣の乱れによって引き起こされます。
原因はもちろん人によって異なります。
肥満や内臓脂肪蓄積は食事の「量」「質」「時間」、そして「身体活動」に影響を受けます。
今回はカロリーは変わらない、栄養バランスを工夫するだけで内臓脂肪を減らすことのできる食事のバランスについて紹介します。
研究
参考研究:https://www.kao.com/jp/nutrition/meal-life/about-smart/smart01/
テスト
日本人成人11,438名を対象に、食事習慣と内臓脂肪蓄積の関係を調査した結果、内臓脂肪の蓄積は食事の「量」「質」「時間」、および身体活動と有意に関連していることが確認されました。
特に食事の「質」に注目し、内臓脂肪になりにくい食事の特徴として、たんぱく質/脂質比(P/F)、食物繊維/炭水化物比(Fib/C)、オメガ3脂肪酸/脂質比が高いことが見出されました。
この栄養バランスを反映した食事を2週間摂取する試験で、内臓脂肪やメタボリックシンドローム関連の指標が改善され、栄養バランスの調整が内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があることが分かりました。
また、そのメカニズムの一部として、試験食摂取時にGIPというホルモンの分泌が抑制されることが関与していると考えられました。
内臓脂肪の減る3要素
内臓脂肪を減らすためには、タンパク質、食物繊維、オメガ3脂肪酸の摂取が有効です。
研究試験によって効果が確認されました。
この3つの栄養バランスを取り入れた食事法として和食がいいことが分かります。
和食は、カロリーを過度に制限することなく、日本人の食事摂取基準に基づいてタンパク質、食物繊維、オメガ3脂肪酸のバランスを高めることができます。
内臓脂肪が蓄積しにくい食事を摂取するなら和食がおススメです。
健康的な食生活を維持しながら、内臓脂肪の低減を実践できます。
トータルケアラボラトリーで実践
トータルケアラボラトリーでは、研究結果に基づき一汁一菜一膳の食事法を取り入れ、体脂肪を減らすための健康的なダイエットをサポートしています。
この食事法は、日本の伝統的な食事スタイルをベースにしており、栄養バランスが取れた食事を通じて、無理なく体重を管理することができます。
一汁一菜一膳の食事法では、タンパク質、食物繊維、オメガ3脂肪酸などの重要な栄養素を効果的に摂取することができ、内臓脂肪の蓄積を防ぎます。
また、カロリーを過度に制限することなく、美味しく満足感のある食事を楽しめるのが特徴です。
トータルケアラボラトリーでは一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせたアドバイスを行い、健康的な生活をサポートします。
皆様もぜひ、この機会にトータルケアラボラトリーで一汁一菜一膳の食事法を実践し、体の内側から美しく健康的なライフスタイルを手に入れてみましょう。