―「脂肪を落とす」より「張りを抜く」ことで体は細くなる ―
「体脂肪を減らせば細くなる」
これは半分正解で、半分は誤解です。
実際の現場では、
体脂肪率が大きく変わっていないのに
見た目だけが一気に細くなる人が少なくありません。
その鍵を握るのが、
筋の緊張(トーン)と自律神経です。
なぜ“頑張っている人”ほど太く見えるのか?
細くなりたい人ほど、こんな状態に陥りやすい。
- 常にお腹に力を入れている
- トレーニング中も日常も呼吸が浅い
- 交感神経が優位(緊張状態が続く)
- 筋肉が縮んだまま戻らない
この状態では、筋肉は
**太くなっているわけではなく「固く膨らんでいる」**だけ。
特に影響を受けやすい部位は
- 太もも前
- ふくらはぎ
- 腰・背中
- 肩・首
ここが張ると、体重が軽くても太く見えます。
「細さ」を決めるのは筋量より“筋の質”
筋肉には
- 出力(力を出す)
- 弾性(しなやかさ)
- 循環(血流・水分)
という性質があります。
細く引き締まって見える人は、
筋量が多い/少ない以前に、
- 必要な時だけ働く
- 使ったらすぐ緩む
- 血流と水分が滞らない
という筋の質を持っています。
逆に
「痩せているのに細く見えない」人は、
筋量ではなく常時緊張が問題です。
自律神経が体型に影響する理由
自律神経は
- 筋緊張
- 血管の収縮・拡張
- 水分分布
をコントロールしています。
交感神経優位が続くと、
- 血管が収縮
- 筋内の循環が低下
- 水分がうまく排出されない
- 張って太く見える
という状態になります。
つまり
頑張りすぎ=細くなりにくい
という逆転現象が起きます。
細くなりたい人がやるべき視点の切り替え
「燃やす・削る」よりも重要なのは、
- 緩める
- 流す
- 戻す
という視点。
具体的には、
- トレーニング後に呼吸を整える
- 力を抜く時間を意識的に作る
- 常に腹圧を入れ続けない
- ストレッチを“伸ばす”より“脱力”で行う
これだけで
脚・お腹・背中の見た目が変わる人も多いです。
まとめ
- 細さは体脂肪率だけで決まらない
- 筋肉の「張り」と「緊張」が見た目を左右する
- 自律神経と筋の質が体型を作る
- 頑張りすぎるほど太く見えるケースもある
細くなりたい人ほど、
「鍛える前に、整える」
この順番を忘れないことが重要です。
