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女性は生理周期によってトレーニング効果が変わると言われますが、実際にどの程度影響を受けるのでしょうか?

「生理周期によってトレーニングの効果が変わる」と聞いたことがある人は多いでしょう。実際、生理周期に伴うホルモンの変化は、エネルギーの使われ方や筋力、持久力、回復速度に影響を与えることがわかっています。

しかし、「生理中は運動すべきでない」「生理前は筋トレしても効果がない」など、誤解も多く広まっています。

実際にどの程度トレーニングに影響があるのか?どの時期にどんな運動をすればよいのか? 生理周期ごとのホルモン変化とトレーニング効果の関係、最適なトレーニング方法について詳しく解説します。


1. 生理周期とホルモンの変化

生理周期は約28日間で1サイクルとなり、4つのフェーズに分かれます。主に影響を与えるホルモンは、**エストロゲン(女性ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)**です。

生理周期の4つのフェーズ

  1. 月経期(1〜5日目):生理中の時期
  2. 卵胞期(6〜14日目):筋力・持久力が高まる時期
  3. 排卵期(15〜17日目):ホルモンの急激な変化が起こる時期
  4. 黄体期(18〜28日目):疲れやすくなる時期

2. 各フェーズのトレーニング効果とおすすめの運動

生理周期ごとのホルモンの変化により、トレーニングの効果も変わります。


2.1 月経期(1〜5日目):生理中の時期

ホルモンの状態

  • エストロゲン・プロゲステロンが最低レベル
  • エネルギー消費は通常通りだが、鉄分不足になりやすい

トレーニングへの影響

  • 筋力や持久力は低め(ただし個人差あり)
  • 貧血や疲労感を感じやすい
  • むくみやすく、関節が緩みやすい(ケガのリスクが上がる)

おすすめの運動

  • 軽めのストレッチやヨガ(血流改善)
  • ウォーキングや軽い有酸素運動(気分のリフレッシュ)
  • 筋トレは低重量・高回数のトレーニング

注意点

  • 無理にハードな運動をせず、体調と相談しながら行う
  • 鉄分をしっかり補給(赤身肉、ほうれん草など)

2.2 卵胞期(6〜14日目):筋力・持久力が高まる時期

ホルモンの状態

  • エストロゲンが上昇し、プロゲステロンは低い状態
  • インスリン感受性が高まり、糖の利用が効率的に

トレーニングへの影響

  • 筋力・持久力が最も向上する時期
  • 高強度トレーニングに適している
  • 代謝が向上し、脂肪燃焼効果も高い

おすすめの運動

  • 高重量・低回数の筋トレ(スクワット、デッドリフトなど)
  • 高強度インターバルトレーニング(HIIT)
  • ランニングやサイクリングなどの有酸素運動も効果的

注意点

  • この時期にしっかり筋トレを行うことで、筋力向上が期待できる
  • 積極的にトレーニングし、最大限の成果を狙う

2.3 排卵期(15〜17日目):ホルモンの急激な変化が起こる時期

ホルモンの状態

  • エストロゲンがピークに達し、その後急激に減少
  • プロゲステロンが上昇し始める

トレーニングへの影響

  • 関節が緩みやすく、ケガのリスクが高まる
  • パワー発揮能力は高いが、疲労回復が遅くなる可能性がある
  • 体温が上昇し、熱中症のリスクがやや高まる

おすすめの運動

  • 筋トレは通常通り継続(ただし、無理な高重量は避ける)
  • ヨガやストレッチを取り入れ、柔軟性を向上
  • 低〜中強度の有酸素運動(ジョギング、スイミング)

注意点

  • 関節や靭帯が緩みやすいため、フォームを意識する
  • 水分補給をこまめに行う

2.4 黄体期(18〜28日目):疲れやすくなる時期

ホルモンの状態

  • プロゲステロンが高く、エストロゲンが低い
  • 体温が高く、代謝が上がるが、エネルギー消費が増える

トレーニングへの影響

  • 疲れやすく、集中力が低下しやすい
  • 体がむくみやすく、動きが鈍く感じることがある
  • 体温が高く、暑さを感じやすい

おすすめの運動

  • 低〜中強度のトレーニング(筋トレは軽めでOK)
  • ウォーキングやヨガなどのリラックス系運動
  • 呼吸を意識したストレッチ

注意点

  • 無理をせず、体調に合わせた運動を選ぶ
  • カリウムを含む食事(バナナ、アボカドなど)を摂るとむくみ対策に効果的

3. まとめ

生理周期によってホルモンの変化があり、トレーニング効果に影響を与える
卵胞期(6〜14日目)が最も筋トレ効果が高い時期
生理中(1〜5日目)や黄体期(18〜28日目)は無理せず調整が必要
排卵期(15〜17日目)はケガに注意しながらトレーニングを継続

結論:生理周期を理解し、それに合わせたトレーニングを行うことで、より効率的に体を鍛えることができる!