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ダイエットなら予防医学型ジムで。体質と根拠あるプランニング

ダイエットに取り組む際、自分の体質に合わせたプランを組み立てることが重要です。

予防医学を活用しないまま、なんとなくダイエットを進めてしまうと自分に合わない、結果の出ないダイエット方法を実行してしまうことが多くあります。

予防医学を活用しないダイエット

例えばよくあることが、「体に良いから」といった漠然とした理由でプロテインを摂取することです。

プロテインなど健康やダイエットに良いと思っている取り組みも、思わぬ健康被害を引き起こすことがあります。

たとえば、若い世代の腎不全患者数の増加や、人工透析患者の増加は健康ブームが原因との見方があるようです。

自分の腎臓の数値をモニタリングし、ダメージがかからない範囲でプロテインなどの摂取量を決めることが予防医学では重要視されます。

しかし、血液検査データを活用せず体質を把握しないまま、自分の腎臓のろ過量機能を超えた量のプロテインを摂取してしまい、腎臓に過度の負担をかけてしまうことがあります。

腎臓がダメージを受けてろ過機能が低下するとe-GFRという数値が下がっていきます。

タンパク質はもちろん良い所はたくさんありますが、窒素化合物と呼ばれるたんぱく質に含まれる毒素も含有しています。

腎臓のろ過機能が低下すると、窒素化合物が腎臓に濾過されずに体に残ってしまうことになります。

窒素化合物が残ると血清クレアニチンという数値が高くなるのですがそれすらも見逃すと症状は進行していきます。

最終的に毒素をろ過し、排出できない尿毒症という症状になり死に至ります。

このような事態を避けるためには、予防医学に基づいた体質や健康状態の把握が必要です。

予防医学を無視したダイエットは危険

例えば肝臓の機能が低下している場合、脂質代謝の機能が低下します。

油を食べてもエネルギーに変えたり燃焼したりすることを脂質代謝というのですが、これを担うのは肝臓です。

この場合には、肝臓の負担を減らし、機能を回復させるために、脂質やアルコールの摂取を制限することが必要です。

また、タンパク質の摂取量にも気を配る必要があります。

しかし、そういった予防医学の知識が足りない方は流行のダイエットを実施することがあります。

肝臓が弱っているのに、自己流で糖質制限や高タンパク低糖質食を摂るケースが増えています。

糖質制限や高たんぱく、高脂質食は肝臓にさらに負担をかけてしまい、肝臓の機能低下を更に悪化させる可能性があります。

予防医学的に考えれば、まずこういった判断にはなりません。

こうした体の状態を正確に把握し、適切な対応策を講じることが必要です。

ダイエットには食事制限という間違い

女性の多くは内臓脂肪が少なく、筋肉量(LBMi)や体力(VO2MAX)が低下していることで代謝が落ちやすくなっています。

この場合、皮下脂肪がつきやすくなります。

このような女性の場合、ダイエットを成功させるためにはLBMiとVO2MAXの改善が重要です。

しかし、予防医学に基づかない自己流のダイエットを行うと、食事制限に頼ってしまいがちです。

内臓脂肪が少ない状態では、食事制限は必要ありません。

むしろ、筋肉量がさらに減少し、代謝が落ち、リバウンドしやすい状態になってしまうため、逆効果となります。

この場合ですと、バランスよく食べて筋肉量の増量と体力の改善を行って代謝機能を回復させることで、皮下脂肪が痩せやすく太りにくい身体に戻すことができます。

内臓脂肪が多い場合にhが食事のコントロールが必要となります。

予防医学ジムの必要性

予防医学型ジムでは、このような体質や健康状態を的確に把握し、最適なダイエットプランを提供します。予防医学の視点からダイエットを考える際には、少なくとも4つのデータが重要です。

  1. 体組成データ:筋肉量や脂肪量、内臓脂肪と皮下脂肪のバランスを正確に測定し、どの部分に重点を置くべきかを判断します。これにより、無理のない筋肉量の増加や脂肪の減少を目指すことができます。
  2. 血液データ:肝臓や腎臓などの内臓の機能を反映するデータを基に、体内の栄養バランスを整え、過剰な食事制限や間違ったサプリメント摂取などを避けるプランを策定します。これにより、ダイエット中の健康リスクを最小限に抑えます。
  3. VO2MAX:酸素摂取量の指標で、持久力や全身の代謝機能を示します。VO2MAXが低い場合、効率の良い有酸素運動を行うことで持久力を向上させ、代謝を改善することができます。
  4. LBMi:筋肉量の指標で、筋肉の増加を目指す際に重要です。LBMiが低い場合、適切な筋力トレーニングを行い、筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げ、効果的に脂肪を燃焼させることが可能です。

これらのデータを基に、体質に合わせたオーダーメイドのプランが組み立てられるのが、予防医学型ジムの特徴です。

例えば、筋肉量が少ない方には、無理のない範囲で食事をバランスよく食べてもらい、トレーニングによって筋肉を増やすトレーニングプランを提案します。

肝機能が低下しているダイエッターには、肝機能を向上させるための取組みやダイエットの運動を推奨します。

また、腎臓に問題がある方には、過度なタンパク質摂取を避けるため、食事のアドバイスを交えながら運動指導を行います。

予防医学が最善で健康的な方法を教えてくれる

予防医学に基づいたダイエットプランニングは、ただ体重を減らすだけではなく、健康を維持しながら効率的に理想の体を手に入れるための最短ルートです。

無理な食事制限や極端な運動を避け、科学的なデータに基づいて自分の体質に合った方法を選ぶことで、ダイエットは成功への道を進むことができます。

さらに、予防医学型ジムでは、ダイエットが一時的なもので終わらないよう、アフターケアも充実しています。

定期的な体組成や血液検査を行い、ダイエット中だけでなく、その後も健康を保つためのアプローチを提供します。

これにより、リバウンドを防ぎ、長期的な健康管理を実現できるのです。

まとめ

ダイエットを成功させるためには、自分の体質を正確に理解し、予防医学的視点を取り入れたプランニングが不可欠です。

自己流では見落としがちな健康リスクや、効果的な方法を取り入れることで、より健康的で持続可能なダイエットを実現しましょう。

予防医学型ジムは、健康を損なうことなく、理想の体を手に入れるための強力なパートナーです。

予防医学型パーソナルジムのトータルケアラボラトリーへ是非カウンセリングを受けに来てください。

参考研究

https://jsn.or.jp/journal/document/61_5/563-573.pdf

https://www.fujisan.co.jp/trends/?p=52725 腎臓病治療の第一人者・牧田善二氏